■地域のご案内  飛泉寺の大イチョウ

 飛泉寺(ひせんじ)は、楠木正成の直孫である傑堂能勝(けつどうのうしょう)禅師が1427年に開かれ、1754年に焼失して再建の後、1913年に再び焼失し、跡地には地蔵堂が建立されました。その飛泉寺の境内の大イチョウは樹齢300年以上ともいわれ、雌木としては東北地方に3本しか確認されていない非常に貴重な木です。町の指定文化財(天然記念物第3号)になっています。
 このイチョウの木は当初ダムに水没する予定でしたが、市野々地区のシンボルでもあったことから、地元と横川ダム工事事務所の熱意により、平成13年から6年の歳月をかけて約100m南の現在の位置に移植されました。これだけの樹木移植は全国的にも例がありません。




飛泉寺の大イチョウ



大イチョウの傍らに祀られる子易地蔵

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